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「パパきいて!」

 

ある日の昼下がり。

 

娘は寝転んでた僕の手を引っ張って、

キーボードの前まで連れて来ました。

 

ピアノ教室で習ったばかりの曲を、

僕に弾いてくれました。

 

小さい指でぎこちなく動かす姿と、

優しいメロディに、

小さく拍手をしました。

 

「じゃあ今度はパパね」

 

僕はそう言って即興で娘に、

曲を作って歌ってあげました。

 

「I love you~いつまでも~♪」

 

みたいなシンプルな歌詞でした。

 

1分程の曲が終わった時、

娘は僕に抱きついて号泣しました。

 

「どうしたん?良い曲やった?」

 

とまどいながら僕がそう聞くと、

 

「だっていつまでも

いっしょにいられないよ~」

 

って大声で泣き叫びました。

 

「大丈夫よ!ずっとそばにいるよ!」

 

「だってケッコンしたら

とおくに行くもん~」

 

「ケッコンしても

近くにすむ人もいるから大丈夫よ!」

 

そんな不思議な微笑ましい会話が、

続きました。

 

6歳にして、

人と人はいつか離れるという事を、

すでに分かっているんだぁ、

 

そう思うと僕もウルっとして、

娘を強く抱きしめて、

頭を何度も撫でてあげました。

 

1人の為に歌を作る事、

1人の為に歌を歌う事で、

18年間の活動で忘れかけてた、

音楽の本質に気付かされました。

 

それは、

自分と目の前の人の感情を、

一緒に動かせたかどうか。

 

共に感動したかどうか。

 

今までもライブで、

泣いたり笑ったりして貰えてました。

 

「”家族写真”は、

私の為に作ってくれたかと思うぐらい、

大好きなんです!」

 

そういった事をファンの方に言われる度に、

 

出会えた方お1人お1人の人生に寄り添って、

本当にその方の為に一曲ずつ、

無料でもいいから、

オーダーメイド出来たら、

僕も目の前の方ももっと、

感動するだろうなぁって思ってました。

 

でも今年に入ってから、

 

     「思ってるだけじゃ意味がない!」

 

って気付き、

 

「ちゃんと形にしよう!」

 

と決意しました!

 

そして弘と3ヶ月考えて、

ようやく名前が決まりました。

 

その名も、

 

「ONly you Project」

     

振り返ると今までも、

たくさんの方に歌を提供して来ました。

 

幼少期から別々に暮らしていた妹、

若くして亡くなった父親

生まれてきた娘、

音楽活動を反対してたおじいちゃん

女優有村架純さんと、

カメラマン藤里一郎さん

結婚を迎えた大学時代の友人

関係者の方ファンの方

そして活動休止を決め、

離れて暮らす事になった相方へ。

 

1人に向けた、

オンリーワンのその歌を、

本人に届けた時毎回綺麗な涙や、

溢れる笑顔を見せてもらえました。

 

 

歌は手紙なんだと思います。

 

だからこそこれからは、

1万枚売れる1曲じゃなくて、

1万曲を1万人にもっと丁寧に届けたいです。

 

そして、

一生の宝物にして貰える作品を、

もっと作っていきたいです。

 

そんな想いから、

今このプロジェクトを始めます。