お問合せなどはメールアイコンから

KakeraBankPress|VOL.28

「カケラバンク」 アーティスト

─幹也 : カケラバンク7周年。2006年4月に初めて俺がワンマンやって、6月から弘にサポートしてもらうようになったからそれを含めると、8年くらいになるんかな。(弘がサポートしてからは)毎月、二人でワンマンしたな。いろんなことやったよな。体操服着てライブしたり、甚平を着たり・・・。

─弘 : 「俺の耳元で幹也君がきゅうりを食べる」とかもやったよね。出し物的にね(笑)。

─幹也 : 出し物って(笑)。実験ね。人は耳元できゅうりを食べられると「河童になる。」っていう。

─弘 : ちゃうちゃう!(人は耳元できゅうりを食べられると)「笑ってしまう」やろ!

─幹也 : その実験をしたら、弘はまんまと笑ったので「実験大成功!」と。

─弘 : きゅうり食べる前に俺の耳元で幹也君がフランスパンを食べるってのもやったよね。

─幹也 : ハシュ。小麦粉の音がしました(笑)。というわけで、京都で約1年半ちょい毎月ワンマンをして、東京に出てきて、2008年4月に上京。東京では毎週、週3回とか路上ライブをやって、新宿、渋谷、池袋、中野、吉祥寺、川崎とか。他には・・・。

─弘 : 名古屋でもやったな。

─幹也 : 京都でも四条、三条でやったな。路上もライブハウスでもショッピングセンターもいろんなところで歌って、これを読んでくれてるほとんどの人がそこで出会って・・・。

─弘 : そうやな。

─幹也 : 最近たまに思うわ。

世界には80億人弱、何の縁か出会ったのは、理由があると思うねん。

例えば、アフリカで一生を全うする人が、中野で路上ライブをしてる俺らに出会うことはないわけやん。俺らが中野で路上ライブをするとき、(出会ったその人は)仕事かプライベートかわからんけど、中野に関わる何かしらの用事があったから出会うんやん。共通点があるわけやん。それに気付かずに、偶然を奇跡とか運命とかいう言葉使うけど、辿っていけば、意味というか出会った理由を、後々知っていくんとちゃうかなぁと思って。

これを読んでくれてる人が100人おったら、100通りの意味があるはずやん。それをいつか知るために、何年後、何十年後に再会があるんかもしれんけどね。

その意味が、10年後また変わるかもしれんし、それは変わってもいいんやけど、ひとつの出会い、ひとつの点が、点で終わらないように人は思い出したり、再会したいな、っていう気持ちが芽生える生き物なんかなって思った。

 

■今後のカケラバンク

─弘 : 今後、幹也君はどうしていくの?

─幹也 : 形は変わってもやりたいこととか自分の使命と思ってることは一緒で、心理カウンセラーの資格も取ったけど、もっと勉強して、体を壊したり精神的に参ったりしてる人がいたら、元気にポジティブになっていけるようにサポートできるような仕事とかしていきたいかな。

ボイストレーナーも含めて、音楽とのかかわりの中で人が向上していくような姿を見て自分も成長させてもらう関係を作っていきたいかな。ライブもやりたいし、自分の音楽で気付きみたいなもんを与えられたらな、と。

─弘 : 俺はこれからも音楽も写真も続けて、カケラバンクで生み出してきた新しい価値観というか、“革新”を起こし続けていきたいな。その先に幹也君おるやろうし、そこで新しいカケラバンクが出来たらいいな。

 

■かつおぶし?

─弘 : 東京に来て「変わりたい」って思ったことはあんまりないねん。

─幹也 : そうなん?俺は変わりたいと思って来たわ。

─弘 : 写真撮るからかもしれんけど、見える景色も見るポイントも変わってきてるねんけどね。

─幹也 : 変わろうと思ってないのに?

─弘 : うん。だから人は変わろうと思わんくてもいいんかなって気がする。

─幹也 : 変わろうと思ってもないのに変わったんや。無理して変わろうと思わんくていい。すごいなその発想。素敵やん(笑)。

─弘 : カケラバンクをやってきて、昔は顔に対してコンプレックスがあってんけど、いつのまにかどうでもよくなってて。

─幹也 : 違うところで勝ろうとしたんやろ?

─弘 : 勝ろうともしてないねん。削ることができたっていうんかな。そうやって落とすことができたら、穏やかに、楽になる。だからって怠けるんやなくて、自分の光を見つける努力はしつつ、光をつかみ続けた時に、新しいカケラバンクとしてやっていけたらいいかな。活動休止って・・・

─幹也 : かつおぶし?

─弘 : いやいや。活動休止。

─幹也 : かつおぶし、ピンときた! 削っていくから(笑)。旨味を凝縮していきたい! 活動再開したときは「カケラバンク」から「かつおぶし」に改名しよ!

─弘 : あかんやろ(笑)。

─幹也 : これからも削っていく過程をブログなどで報告していきます。また会える日を作りますので、みなさんもかつおぶしになって、やせ細って来てください(笑)。長年ありがとうございました!

─弘 : ありがとうございました!

対談の全内容は、プレゼントCD

「No Communication, No Life 2」にて

お聞きいただけます。 お楽しみください。

活動休止前最後の新曲「終電」も収録!!

1. 対談「興味本位」櫻井幹也×伊藤 弘

2. 「終電」