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KakeraBankPress|VOL.25

「大知正紘」 アーティスト

カケラバンク:僕達が今、最も興味を持っている方に取材をするこのコーナー。今回のゲストは、初共演が決まった「大知正紘」さんです。話は「突き詰める」に辿り着きました。  

 

─幹也 : 初めて大知君に会ったのが確か2年前の5月でした。お会いしたい2組が同時にライブをされるって情報を聞きつけて見に行った時に「MinxZone」さん共々初めましてをしました。

─大知さん : そうでしたね。

─弘 : じゃあカケラバンクのライブはまだ見て貰ってないんやね。

─大知さん : 実は一度新宿の路上ライブをお二人がされてた時通りかかったんです。その後用事があったので少ししか見れなかったですが。

─弘 : あっそやったんやね!

─幹也 : デビューする前とデビューした後って変わった?

─大知さん : 色んな方と精査していく事が増えました。一度書いた歌詞をもう一度手直しするっていう事とか。そういう事に「癖」をつけなければならないって意識になりました。

─弘 : 癖をつけるってのは?

─大知さん : 突き詰める。果たしてこれが正解なのかって事ですね。色んな人の意見を聞いた時に又違うものが見えて来たりするので。その度に書き直していく訓練ですね。

─弘 : それは今でも大事やと思う?

─大知さん : 今でも大事だと思います。自分の見ているものが100%なのか、全て見えて下している判断なのかって事ですね。

─幹也 : でも極論を言うと、それを続けると80億人全員の意見を一人ずつ聞いて書き直して聞いて書き直して行かないと終わらなくなるから、どっかで聞く人の線引きも必要かもね。

─大知さん : そうですね。でも最初は二・三人に言われるだけでもショックだったんで。

─幹也 : 言われる事への慣れね。

─弘 : 自分の想う事を曲にしてるのに人に左右されるってどうなんやろ。

─幹也 : 人に歌う為に作るから。人に歌わない唄なら想った事をただ歌えば良いんちゃうかな。

─大知さん : 果たしてこれが自分の唄なのかどうか。作った曲を「歌い手の耳」で聞いてるか「聞き手の耳」で聞いてるかの違いだと思うんですよ。


─弘 : 「聞き手の耳」ってのは?

─大知さん : 自分自身の事だから分かるシチュエーションじゃなく、全く知らない人が聞いた時に思い描けるシチュエーションかどうかですね。その人にはこれは分かり辛いから書き直そうとか。観点の違いを学ぶのが最初の段階だったと思います。

─幹也 : その「歌い手の耳」と「聞き手の耳」を行き来するのは中々難しいもんね。

─大知さん : そうですね「訓練」ですね。

─幹也 : 今自分が聞き手なのか歌い手なのか分からない時が俺は結構ある。聞き手のつもりで作ったのに周りから「それは歌い手の耳だよ」って言われるような事を言われたらもう訳分からんもんね。

─大知さん : そこをまた考える事によって新たに、歌詞をこうしてみようかな、あぁしてみようかなって実験する余地が見えてくるんで。

─幹也 : あっそういうのが好きなタイプやね?(笑)

─大知さん : より良いモノを作りたいので。

─弘 : 「好きな事」の中には「突き詰める」も範疇に入ってるんやね。誰かから何かを言われて手直しする事も「好きな事」の内なんや。

─大知さん : 新たな事が見えたり良い物が出来て、お客さんが喜んでくれる感動してくれる。大げさな話「生きる力」になる。そういう感想を聞いたりすると、一連の流れが「線」になって意味が出来て一気に肯定された気になる。「やりがい」になるんです。 

─弘 : 評価されたいってのはあるもんな。

─大知さん : そうですね。生きていく以上自分の居場所ってのは必要ですし、自分のやった事で喜んで貰えたら良いですよね。

─幹也 : 12月12日初めて共演させて貰う「暗闇トリップ」は生音を突き詰めたイベントで、1曲ずつバトンタッチするから、共演者が歌う曲を直前に変えたり、又ファンの方の反応がすぐ分かるし、僕等の感情の動きもすぐバレルので、アコースティックの繊細さが表現出来る。本当一緒に奏でられる事を楽しみにしています。今日はありがとうございました。

大知正紘

 

高校生の頃から路上ライブを行い、2010年には若干19歳にて

小林武史プロデュースによりデビュー。

人と人とのつながりを思う歌詞。心に染み入る優しく力強い歌声。

その抜群の歌唱力とメロディアスな楽曲センスが話題に。

また嵐の二宮和也さんへの楽曲提供をはじめとして

現在では作詞・作曲家としても幅広い活動をしている。

 

■  http://ameblo.jp/oochimasahiro/